がん患者は30%が依願退職 4%が解雇に追い込まれる

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「働かなくていい」――自民党厚労部会でこう言い放った大西英男衆院議員は、ただのチンピラではなく、自民党の東京都連副会長という要職にあった。男性は3人に2人、女性は2人に1人が、がんになる時代。大西議員は罹患したら働かないのだろうが、多くのサラリーマンはそうはいかない。生きるため、家族のために働き続けざるを得ないのだ。今週は、「がんと仕事」についてリポートする。

 東京の自民党のナンバー2だった“ヤジ将軍”は全然知らないのだろうが、がん患者は働く場所を選べないのが現実だ。

 厚労省研究班の調査では、がんになるとサラリーマンは30%が依願退職し、4%が解雇されていた。自営業者は13%が廃業に追い込まれていることも明らかになっている。がん治療から復帰した大企業の正社員を対象にした東京女子医大の報告では、10%が依願退職し、39%が再休職している。中小企業や自営業など立場が弱いほど、仕事を継続するのが難しいのだ。

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