田丸昇
著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

69歳で死去するまで現役貫く 大山康晴十五世名人の思い出

公開日: 更新日:

 27年前の1992(平成4)年7月26日。大山康晴十五世名人が現役のA級棋士のまま69歳で死去した。

 大山は、60年代から70年代にかけてタイトルをほぼ独占して無敵だった。強靱な守りの将棋で相手を寄せ付けなかった。通算のタイトル獲得数は歴代2位の80期(名人18期、王将20期など)、名人・A級に連続44期在位、ほかに棋戦優勝が44回と、輝かしい実績を上げてきた。90年には最年長記録の66歳で、タイトル戦の挑戦者になった。

 大山は74年から89年まで、将棋連盟の会長など役員を長く務めていた。最大の功績は東西の将棋会館を建設したことで、その期間は先頭に立って募金活動に邁進した。

 このように盤上盤外で精力的に活動していた。90年には将棋界で初めて「文化功労者」として顕彰されてもいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    劇場版「鬼滅の刃」公開 SNSの“負の側面”から広がった共感

  2. 2

    非ジャニオタも取り込んだSnow Man 初動90万枚突破の秘訣

  3. 3

    元祖ビジュアル系 ジュリーの化粧に賛否両論が巻き起こる

  4. 4

    今や芸能界をけん引「アラフィフ女性」パワーに男もかすむ

  5. 5

    東海大野球部「大麻使用」で激震 巨人原監督に再建託すSOS

  6. 6

    菅首相えげつない灰色“錬金術パーティー” 規正法に抵触か

  7. 7

    何が「未来志向」だ! 学術会議が菅政権に下す反撃の一手

  8. 8

    堺雅人が育メンでやっと充実オフ「半沢直樹」の“役落とし”

  9. 9

    新庄剛志が「あんまり今お金ない」発言…では何を生業に?

  10. 10

    ソフトB周東が大暴れ 育成出身躍進の裏に身内仰天の厳しさ

もっと見る