石塚集
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石塚集

医学系編集プロダクション経営。医学ライター。東洋美術学校・ユーザーエクスペリエンス(UX)担当講師。テクノロジー系勉強会・湯川塾事務局。「AI新聞」副編集長。新宿・歌舞伎町でバーテンダーもしている。

せどり新時代 流行に乗らず値崩れしないマニア向けを狙う

公開日: 更新日:

 先日、トヨタ自動車の豊田章男社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」とぶっちゃけて話題になった。いよいよ企業側からも副業を勧める時代に入ってきた。

 さて、歴史をさかのぼってみると経済的に不安定な時期というのはアートの価値が上がるものらしい。連載2回目に取り上げるのはアート系古書の「せどり」だ。「せどり」とは「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」こと。アマゾンやヤフーオークションで古書を販売することは定番だが、最近はメルカリでも古書の取引が増えている。本稿で筆者が語りたいせどりは、ブックオフではやりの本を素早く転売するようなせどりではなく、自分の好きな領域の本の目利きになるということだ。好きな本ならいくら時間をかけてもいいし、ストレスなくできるからだ。

 そこで、神保町で40年以上、古書店を経営するA氏に話を聞くと「値下がりしない本というのは、ファンが絶えない作家のもので、絶版になっているものが多い。最近は詩、写真集、書が人気」だという。

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