専門家に聞いた 首都圏・大阪のタワマン“水没危険”エリア

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 近くに荒川が流れる埼玉県川口市。かつては浸水しにくい自然堤防上に住宅が立ち並ぶ一方、低い湿地帯は水田が広がっていた。ところが、東京圏のベッドタウンとして人口が増加し、湿地帯の宅地開発化が加速。タワマン建設も進んだという。荒川は国の浸水被害想定でも約126万人に影響が及ぶとされる地域で、低地のタワマンは要注意だ。

 荒川と隅田川に挟まれた北千住や、隅田川に近い南千住、浅草は、地形がフラットで水がたまりやすいため、水害の危険性があるという。

■大阪は中津、北浜

 大阪では、淀川に近い中津、大川沿いの北浜にタワマンが並ぶ。海からは離れているものの、やはり低地という点で要警戒だ。

「人気先行で拡大を続けてきたタワマンですが、今後、洪水対応が重要なポイントになるのは間違いない。ディベロッパーは止水対策や、万一の浸水に備えた対応を消費者に示すことが求められる。既存のタワマンも、補修するなどして対策を講じていくことになると思います」(榊淳司氏)

 不動産経済研究所が17日発表した今年度上半期(4~9月)の首都圏(1都3県)マンション発売戸数は、前年同期比21・7%減の1万1996戸。上半期としてはバブル崩壊後の1992年度以来、27年ぶりの低水準で、タワマン人気の陰りがマンション不況に拍車を掛けることになるかもしれない。

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