明治40年製唐箕も…ネットオークションで調達して人力脱穀
少し遅れましたが、今回は人力脱穀の話をしてみたいと思います。
10月に稲刈りして、竹ざおに掛けた米は2週間以上そのままの状態で乾燥させ、脱穀します。ここで登場するのが、昭和初期に製造の足踏み脱穀機と、明治40年製の唐箕です。これらは、民芸博物館などで展示されている物と同じです。
コレをどうやって手に入れたと思います? 実はヤフーのネットオークションです。他にも、たくさんの中古農機具が出品されていて昔の道具もある。脱穀関連機械は、脱穀時季の10、11月に需要が高まるのか、落札価格が上がる傾向があります。冬場は入札者も少ないので、その時季の落札がベスト。
需要は私のような自給自足派に加えて、子どもたちに昔ながらの脱穀体験をさせたいと考える学校の先生や、お店のディスプレーに使うなど入札者はいるんです。結果、動作確認済みの良品は、結構高めの落札価格になっています。