12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚
現行の健康保険証が来月1日で期限を迎える。政府の言を借りれば、2日以降は原則、「マイナ保険証を基本とした仕組みに移行」するが、マイナ保険証を持っていなくても慌てる必要はない。
来月2日以降、保険診療を受ける方法は①マイナ保険証②従来の保険証の代わりとなる「資格確認書」③原則、マイナ保険証とセットで使える「資格情報のお知らせ」④期限切れの保険証──の4つが混在することになる。③の「お知らせ」は本来、単体では使えないが、厚労省の暫定措置によって来年3月末までは「お知らせ」だけでも使用可能。④も同様に3月末まで使える。
要するに、来月2日以降でも来年3月末までは従来の保険証を持参すれば大丈夫。中小企業の会社員ら約4000万人が加入する協会けんぽのホームページには〈12月2日以降、現在お持ちの健康保険証は使用できなくなります〉〈使用できなくなった健康保険証については、ご自身で廃棄してください〉と明記されているが、期限切れでも捨ててはダメだ。
■回答した9割の医療機関でトラブル

















