クマとの対峙で警察官が猟銃を撃つリスクと厳しい現状…猟師は45年で30万人減、6割が60歳以上
今年はクマによる人身被害が過去最悪だ。環境省の速報によれば、4~10月の人身被害は196人で昨年(79件)の2倍以上。うち死亡事故は12件(4日時点)も。
最近は、市街地や住宅地での目撃が増えた。現在、一部自治体では警察や猟友会などがクマやイノシシを銃を使って仕留める「緊急銃猟」の実地訓練が始まっている。
これは「住宅地などの日常生活圏にクマなどが侵入」「人命への危害を防ぐため、緊急の措置が必要」「銃以外の方法では迅速な捕獲が困難」「弾丸が人に当たるおそれがない」の4つの条件を満たした場合に適用されるが、クマとの対峙は警察官をもってしても厳しい現状がある。
2015年9月には千葉県松戸市の住宅街で大型犬が通行人らを次々襲い3人がケガをした事故があった。その際、松戸署員3人が「緊急避難の発砲」で拳銃計13発を発砲し、射殺。発砲によるケガはなかったが、銃弾は近隣の住宅の壁や塀に命中したことで批判の声も上がった。
■プロの猟師はクマ駆除を拒否


















