【東武東上線・成増編】東京の最果てでせんべろ酒場めぐり
成増といえば、光が丘公園か東京大仏か。いやいや、北口からは戸田ボートへのバスも出ている。
とはいえ、北口にはあまり飲み屋はない。ディープな酒場は、線路を越えた南口か。
メインストリートは「スキップ村」という名の商店街。まずは、「柳下酒店」の角打ちで0次会。創業は1926年と古いが店内はリニューアル。飲みたいモノを冷蔵庫から取り出して、レジで現金精算。ただし、缶チューハイ(210円)を頼むと氷入りのジョッキを、ツマミを頼むと取り皿を出してくれる心遣いはうれしい。店内全面禁煙なのは時代の流れか。
勢いをつけたら、駅方向に少し戻って路地に入った「すずらん通り」へ。個人経営のスナックや居酒屋が多く立ち並ぶエリアだ。キャバクラの客引きの制止を振り切って進むと右手に「成増マーケット」が。かつては文字通り商店がひしめく市場だったそうだが、今は小売りは精肉店のみ。それ以外は「島人」なる沖縄大衆酒場がスペースを占めている。