神楽坂淳
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神楽坂淳作家

「うちの旦那が甘ちゃんで」(講談社)、「金四郎の妻ですが」(祥伝社)などの著書がある。

政府による報道介入いつから? 始まりは大岡越前だった

公開日: 更新日:

 政権が交代したあとの報道にはさまざまな「忖度」が働いていると思われる。

 ところで、この「政府介入による報道の忖度」というのはいつごろから始まったのか。本当の始まりはわからないが、大っぴらに介入をはじめたのは、名奉行で名高い大岡越前であった。

 報道に関与して自分を名奉行に仕立てたから今日まで名前が残ったともいえる。

 本当に庶民に慕われた遠山金四郎と違って、大岡越前の報道は多分に人工的なものだった。

 町奉行というのは全部の裁判を担当するわけではない。本当にそんなことをしたら他のことがなにもできないからだ。町奉行というのは激務なうえ、さまざまな分野の仕事を兼務しているから、裁判にだけかまけているわけにはいかない。

 大岡越前がやったのは「大岡裁き」として自分の名前が上がりそうな裁判だけ担当するというやり方であった。そのうえで、自分の裁判のときは瓦版屋、つまりいまの新聞記者を招いて記事にさせた。そうやって「名奉行」を仕立てていったのである。

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