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辻真先脚本家・推理作家

1932年、愛知県生まれ。名古屋大卒。NHKでテレビ黎明期からドラマ演出に携わり、退局後は「鉄腕アトム」「オバケのQ太郎」「巨人の星」など約2000本ものアニメ作品のシナリオ、小説、エッセー、旅行評論などで活躍。2020年発表の「たかが殺人じゃないか」(東京創元社)では史上最高齢でミステリー3冠の快挙を達成した。

散骨にも金がかかるなんて神も仏も糞もない

公開日: 更新日:
辻真先氏(C)日刊ゲンダイ

 米寿で発表したミステリーが3冠を達成したレジェンド作家に人生100年時代を生きるヒントを聞くシリーズ。最終回のテーマは終活、理想の死に方である。

 ーー周囲に羨ましがられるでしょう?

 こんなに長生きするとは思わなかった。幸運です。

 熱海のシニアマンションの… 

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