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井上理津子ノンフィクションライター

1955年、奈良県生まれ。「さいごの色街 飛田」「葬送の仕事師たち」といった性や死がテーマのノンフィクションのほか、日刊ゲンダイ連載から「すごい古書店 変な図書館」も。近著に「絶滅危惧個人商店」「師弟百景」。

<6>コロナ禍の3密回避で広がる「事前焼香」「2部焼香」所要時間はわずか3分

公開日: 更新日:
葬儀クラスターが契機に(提供写真)

 昨年8月、勤めていた出版社の先輩の訃報が届き、吉田光則さん(65=仮名・神奈川県鎌倉市)は「あれ?」と思った。東京都内の立派な葬儀会館でいわゆる「一般葬」が行われるが、通夜が「午後5時から8時まで、ご都合の良い時間にお越しください」と通知されていたからだ。

「3密を避ける… 

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