タクシー暴走で6人死傷 64歳運転手を襲った「くも膜下出血」の前兆を見逃すな…40歳以上は要注意

公開日: 更新日:

 11日に東京・九段で起きたタクシーの事故にドキリとした人もいるだろう。

 64歳の運転手が赤信号で止まり、青になっても動き出さないため、クラクションを鳴らされて急発進。自転車2台とタクシー待ちの2人をはねた。73歳の女性が死亡。翌日、運転手自身も死亡し、死因が「くも膜下出血」であることが明らかになった。タクシーのドライブレコーダーには運転手がもうろうとした状態になっている様子が写っていたという。

 くも膜下出血は脳出血、脳梗塞と同じ脳卒中の一種。脳の表面を覆うくも膜の下の動脈にできた「こぶ(脳動脈瘤)」が破れて起きる。医学博士の米山公啓氏が言う。

「40歳以上の人は要注意です。くも膜下出血は3分の1が死亡し、3分の1に後遺症が残る。社会復帰できるのは3人に1人です。発症すると頭をバットで殴られたような激痛を感じたり嘔吐したりして意識を失います。親やきょうだいが脳卒中を発症した人は遺伝的に血管が脆弱な可能性がある。そんな人が高血圧を抱えたり、働きすぎなどで強いストレスを受けると赤信号です」

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