これも防災対策のひとつ? 「ソーラー充電器」は買っても秘密にしておけ

公開日: 更新日:

 気象庁の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は15日で終了した。その1週間で、全国各地で水や食料などの買い占めが起き、自治体が「控えるように」と呼びかける騒ぎも。

 都内の家電量販店の販売員がこう話す。

「ソーラー充電器の人気も加速しましたね。あくまで実感ベースですが、大容量のものから、持ち運びが簡単なポータブルタイプまで、以前と比べて2~3割増しで売れた印象です」

 備えあれば……気持ちはよ~く分かるが、先日こんなXの投稿がバズっていた。

〈南海トラフ巨大地震に備えてポータブル電源(バッテリー)を買うのはいいんだけど、それを誰にも言うなよ(中略) 1家庭の数日分の充電は賄えても、「スマホを充電できるって聞いたんだけど、、、」と寄ってくる近所の人の分までは賄えないぞ〉

 世知辛いような気もするが、実体験に基づく同様の書き込みも多数寄せられていた。

〈東日本の時に一食だけと頼まれカセットコンロを貸したら3日間帰って来ませんでした〉

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋