ジャーナリスト鈴木哲夫氏は間近で見た 石破茂氏「防災省」提言の熱意と本気度

公開日: 更新日:

 自民党総裁選への出馬表明で「守る」を掲げた石破茂氏(67)。「ルールを守る」「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「未来を守る」と訴えたが、「国民を守る」ために「防災省の設置」を掲げている。裏金議員への対応については、トーンダウンを感じる石破氏だが、この「防災省」についてはかなり本気だ。その熱意を石破氏本人から直接、聞いてきたのがジャーナリストの鈴木哲夫氏である。鈴木氏は能登半島地震の後、「シン・防災論」(発行:日刊現代、発売:講談社)を上梓した。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

「災害大国」なのに、政府の災害対応にまったく進歩がないことに大きな危機感を感じたからだ。その本の最後の章に出てくるのが石破氏の防災論なのだが、その冒頭にこんなエピソードが出てくる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波