飲食店の省人化が激しいけれど…「ごちそうさま」の挨拶ぐらいは交わしたい

公開日: 更新日:

 先週、7歳と3歳の娘がいるという男性がXに投稿した、うどんチェーン店でのエピソードがバズっていた。食器の返却口で次女と一緒に「ごちそうさまでした」と言ったが、店員は洗い物に夢中で気づかず。そのまま出ようとしたが……。

〈手を引く僕を振り切って次女が「ごちそーさまでちたーー!!!」(中略)中の人が気づいて返事があるまで決して諦めなくて熱かった〉

 店員が気づいて「ありがとうございました」と言ってくれて、次女もニコニコで手を振って一緒に帰ったそうだが、このポストに対する反応はさまざまだ。

 次女を褒めるコメントがある一方で、〈いい話だけど、店員忙しいのに返事もらいたいがために何回も言うのは迷惑だと思うな〉なんて冷ややかな声も少なくない。

 ある飲食チェーン店の30代店長は「もちろん挨拶は基本中の基本ですけど」とこう明かす。

「この人手不足。忙しすぎて〈ありがとうございました〉と送り出せないこともありますが、いきなり〈店員の態度がなっていない〉とブチ切れる中高年もいたりします。高級店並みのサービスを求められても……」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ