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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

防弾ガラスと防弾バックパックで子供達を守れるか? 銃大国アメリカの行き先

公開日: 更新日:

 一方アメリカでは、家庭での銃の暴発なども含め、銃はアメリカの子供の死因ナンバーワンです。そもそもアメリカで一般人が所有する銃は5億丁で、人口よりも多いというのが現状です。

 バイデン政権は公衆衛生を脅かす深刻な問題として、銃規制を強く訴えています。しかしアメリカでは憲法で保障された自衛権を根拠に、銃規制に反対する人も多く、特に保守派が強い州では規制は一向に進みません。逆にフロリダ州のように、無許可で銃を入手できるよう、規制を緩めた州もあるほどです。

 学校の防弾化より銃規制が先という批判もある中、「現実的に実行可能なのは防弾ガラス設置の方。致し方ない」という声も聞こえてきます。

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