著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

メンタルにも良い!ニューヨークで注目の「読書パーティ」とは?

公開日: 更新日:

 ニューヨークで「読書パーティ」が密かな関心を集めています。皆で集まって本を読む行為がマインドフル、と注目されています。なぜでしょうか。

 読書といえば、自宅で、図書館で、カフェで、1人で、というのが普通ですよね。アメリカではブッククラブという、1冊の話題の本について、ワイン片手に皆で語り合うというイベントが定番の人気ですが、「読書パーティ」はまたそれとも違います。

 読書パーティとは、客がそれぞれ自分が好きな本を持って集まり、同じ空間を共有して読書するというイベントです。

 パーティを主催する「リーディング・リズム」のサイトには、広めの居間のような空間に座り心地よさそうなソファや椅子が置かれ、3〜40人の若者が読書している写真が掲載されています。一角に置かれたキーボードではミュージシャンが音楽を奏でています。市内に4カ所の支部があり、夏の間はセントラルパークの芝生や高層ビルの展望台など屋外でも開催しています。

 ただ集まって本を読むだけなのに、なぜメンタルに良い影響を与えてくれるのでしょうか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲