著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

防弾ガラスと防弾バックパックで子供達を守れるか? 銃大国アメリカの行き先

公開日: 更新日:

 学校の窓に防弾ガラスを設置しようという動きが、アメリカ各地に広がっています。増え続ける学校への銃撃が理由ですが、果たして正しい対応なのかという論争も高まるばかりです。

 ニューヨークタイムスによれば、アメリカでこの10年間に学校で起きた銃撃は、実に230件にのぼっています。そして幼稚園から高校まで、火事や地震の避難訓練と同じように、銃撃犯から身を守る訓練は日常の行事です。

 そんな中で論争になっているのは、学校の窓やドアのガラスを防弾加工したものに入れ替えるかどうかです。テネシー州、ユタ州、オハイオ州、ミズーリ州などの公立学校では、窓ガラスの防弾化がすでに計画、または検討されています。

 それだけではありません。子供たちを銃撃から守るためのグッズを開発する業者も増えています。例えば教室内に簡単に設営できる防弾避難ルーム、防弾デスク、防弾シールド付き通学用バックパック、防弾加工のバインダーなどが話題です。

 しかし、こうした防弾ガラスやグッズが本当に被害を防げるかどうかに対しては、疑問の声も少なくありません。また、銃撃への恐れをマネタイズするビジネスと、非難する人もいます。

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