著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

トランプ氏がもし撃たれていたら? AR-15銃の恐怖の殺傷力

公開日: 更新日:

 トランプ元大統領に対する暗殺未遂では、銃弾が耳を掠めて九死に一生を得ました。

 しかしすぐ近くにいた支持者の1人が亡くなり、2人が重傷を負いました。実はこの銃は普通の拳銃に比べ、格段に破壊力が強いことで知られています。今回の銃撃事件をきっかけに、アメリカではこのAR-15銃に改めてスポットが当たっています。

 AR-15は軍隊で使用されているライフルを、連射できないようにした半自動小銃です。ここ数年起きている多くの銃撃事件でこの銃が使われていて、最近では2022年5月テキサス州の小学校で、子供19人を含む21人がこの銃で殺されました。

 NRA(全米ライフル協会)によれば、「AR-15は射撃競技や狩猟、自衛用に最もよく使われるライフル」だといいます。ワシントン・ポスト紙によると、2023年には米国の成人の約20人に1人がAR-15を所有していたそうです。

 その人気の理由は、軽くて正確に撃つことができ、反動が比較的少ないことだとされています。価格の安さも魅力で、新品が400ドル(6万円)から。弾薬も安く、全てオンラインで購入できます。

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