立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末

公開日: 更新日:

 ネット上では《たとえ演説であったとしても、何らの法規制が必要だ》《いや言論の自由だ》などと賛否両論の意見がみられるが、今回の立花氏の行為をめぐって「そっくり」「前例」などと指摘する投稿がみられるのが、2014年7月、当時の橋下徹・大阪市長(55)が市内で行った街頭タウンミーティング(TM)の演説だ。

■発言力ある政治家が自宅前や自宅近くで名前を連呼

 発言はこんな内容だった。

「このすぐ近くに前平松市長が住まれているわけじゃないですか。平松さ~ん。ちょっと来て下さいよ。外からばっかり僕の文句ばっかり言ってね。橋下は市長としての役目を果たしてないとか色々言ってますけど、これだけは言わさせて下さい。ほんとにね、平松さ~ん。あなたは、ほんとに全く市長の仕事をしてませんでしたね~」

 平松市長とは橋下氏と市長選で争った平松邦夫氏(76)のことで、平松氏はその後、橋下氏のTMの発言などで名誉を傷つけられたとして、橋下氏を提訴(一審、二審ともに原告敗訴)。平松氏の政治団体「翔の会」(すでに解散)のホームページには、14年のTMの様子についてこう記述している。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情