著者のコラム一覧
多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(81)バイタル機能引き上げには成功したが…スマートウオッチの魅力は見つかったのか?

公開日: 更新日:

 スマートウオッチは、腕に着けるパソコン(以下PC)をイメージして作られたデバイスです。この前段階に作られたのが、常時携帯できるスマートフォン(以下スマホ)です。

 PCはご承知の通り、小型化すればするほど、使い勝手が悪くなり、パフォーマンスは落ちます。スマホがクリエーティブに向いているかと問われるとノーですが、今の世、スマホがないと日常生活が成り立たないのも事実です。

 このため、携帯しやすいノートPCが主流の今も、ノートPCとスマホ両方を持つのが当たり前になっているのです。

 では、スマートウオッチも魅力的なのかというと、ちょっと厳しい。理由は2つあります。1つは、バッテリー駆動時間が短いこと。最長のモデルでも2週間程度。もう1つは、多くの機能がスマートフォンとかぶること。両方持つ理由が見つからないのです。

 しかし、スマートウオッチにしかできないことがあるのも事実。それはライフ・ログを自動で取ることです。今、この機能を進化させているのがファーウェイ。新型はバイタルサインを全て取れるようになった上、管理医療機器認定も受けています。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋