掛川市立中央図書館(静岡県)茶の栽培方法や歴史、文化に関する書籍が豊富

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 掛川城や二宮尊徳の思想を受け継ぐ大日本報徳社の近く、街並みに溶け込むように立っている瓦屋根の和風建築が掛川市立中央図書館だ。

「一見、平屋に見えますが、地上1階、地下1階建てです。地下1階が半地下のようになっていて、広い窓と高い天井から日光がたっぷり入るので館内は明るいです」(掛川市立中央図書館の松下さん)

 開館した2001年には静岡県都市景観賞、翌年には中部建築賞を受賞した。知的好奇心をそそる建物の外観は観光客にも人気がある。

 席数は約150。駅から徒歩10分という立地もあって、通勤通学途中の利用者も多い。館内は木材を多用しているため、温かみがあって心地よい。フロアの一角には畳のコーナーがあり、ゆったりとくつろぎながら自分時間を過ごすのもよさそうだ。大きな窓からは、掛川城や四季折々の木々の彩りを楽しめる。

 蔵書は約38万冊。掛川市が茶の産地として名高いことから、茶の栽培方法や歴史、文化などに関する書籍が豊富で、小学生も地元の特産物について調べに来るという。

「お茶やお城だけでなく、掛川の伝統や特徴である葛や報徳思想など、テーマごとにコーナーをつくって郷土資料として集めて置いています」(松下さん)

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