掛川市立中央図書館(静岡県)茶の栽培方法や歴史、文化に関する書籍が豊富

公開日: 更新日:

1979年から移動図書館「おおぞら号」が市内で活躍

 図書館では珍しく、複製絵画の貸し出しも行っている。ゴッホやモネなどの海外の名画から葛飾北斎や東山魁夷といった日本画まで、複製絵画146点を所有し、館内で展示会を開くこともある。これらの額装済み作品は、貸し出しができ、自宅で楽しむ利用者も多い。

 移動図書館の「おおぞら号」は1979年から市内で活躍している。約3000冊を載せて市内北部を巡回。市役所、小学校、福祉施設など17カ所がステーションで、その周辺の人たちが利用している。特に中央図書館まで距離が遠い小学生に人気だ。

「古文書講座」や「文学講座」「手作り講座」などの講座やイベントも行っている。俳句や短歌、読み聞かせの活動グループがあり、特に秋の読書週間には職員と協力して、イベントが盛んに開催される。

「本を借りたり、読書を楽しんだりするだけでなく、日頃のちょっとしたお悩みや相談事がある時にも気軽に立ち寄っていただき、図書館にある情報や、職員とのふれ合いを通じて、日頃の生活に生かしてもらえるとうれしいです。『生涯学習のまち掛川』にふさわしい図書館を利用者と一緒に目指していきたいです」とは松下さんだ。

●住所 静岡県掛川市掛川1148-1(℡0537.24.5921)
●開館時間 毎週月曜を除く9~17時(水、木曜は19時まで)
●アクセス JR掛川駅から徒歩10分

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも