「練馬湯遊邸 松の湯」2種のサウナ×2セットにビールあおれば、ハレルヤの大合唱♪

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練馬湯遊邸 松の湯(東京・武蔵関)

 西武新宿線武蔵関駅北口から住宅街を歩いて5分ほど。ゴージャスな白い洋館は、老舗銭湯が今年4月にリニューアルした「練馬湯遊邸 松の湯」っス。「外観はアドリア海、内装はエーゲ海をイメージしました」とは、オーナーの佐伯雅斗さん。タッチパネル券売機で入浴+サウナ代900円、レンタルタオルセット代200円を購入し、フロントでサウナ用ロッカーキーバンドをゲットすっと、床板ピカピカな脱衣場で服を脱ぎ、浴場にお邪魔しま~す。

 うひゃー、地中海に面した教会じゃん。室内は真っ白で、ライティングされた高い天井は三角屋根、地中海を思わせるステンドグラスの窓。爽やかなムードの中、用意されたボディーソープなどで汗を流そう。

「湯は井戸水を使用しています」とスタッフの栗田尚史さん。41度の広い白湯内には背中や腰、ふくらはぎなどにボボボの座湯、ハイパージェット、ボディーエステ、フットジェットバス、ビリビリ強めの電気バスが1床ずつ。エレキ以外を一通り楽しんだら、ガラスで仕切られた中央のエリアはどんな感じかな?

 ドアを開けると、ヒノキの香りがしたぞ。なるほど、外気が入る仕組みで、右にバイブラ強めのバブル風呂(41度)と42.5度の“あつ湯”が並び、その正面に真新しいヒノキ3段ベンチの外気浴コーナーがしつらえてあった。よっしゃ、ガンバって汗を流すぞ!

 浴場にあるサ室2種のうち1つは遠赤外線サウナでビート板を手にドアを開けると、ジンワリとした熱さがイイ感じ。オレンジ系耐熱タイルに囲まれ、遠赤外線ガスヒーター正面のヒノキ造りストレート2段ベンチ上段にどっこいしょ。設定は80度。

 ビシッビシッときしむ熱源からジリジリッとした輻射熱に包まれながら香太クンの甘い香りを感じると、気持ちよかぁ。2分で玉汗が滴り、5分でダラッダラに。温度計の針は90度近くでしたぞ。ヒーター横のテレビを見ながら「負けるもんか」と頑張ったものの、パワフルかつドライな熱さに8分でチーン。

 出てすぐの冷水風呂はチラーで18度。かけ水で汗を流し、水深90センチにザブン。ライオンの口からザバザバと流れ落ちる井戸水かけ流しは優しめのバイブラで、脳みそが溶けてきたぜぃ。

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