米国の大学が0.103秒でルービックキューブを解くロボットを開発! ギネス記録を大幅更新

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「目にも留まらぬ速さ」とはまさにこのこと──米インディアナ州のパデュー大学の学生チームが、ルービックキューブを超高速で解くロボットを開発し、4月21日にギネス世界記録(GWR)の審判員立ち会いのもと「世界記録」更新にチャレンジした(写真=GWRの公式サイトから)。結果、その記録はなんと0.103秒!

 従来の記録は三菱電機が2024年に樹立した0.305秒だったので大幅な記録更新だ。

 GWRがユーチューブに公開した動画を見ると、色が不揃いのルービックキューブが、次の瞬間に色が揃う。続くスローモーション再生で、確かにキューブを解いているのを確認すると、改めてその衝撃的スピードに驚く。

 このロボットは、「キューブを解くアルゴリズム」はもちろん、キューブの色を瞬時に識別する「高速カラー認識アルゴリズム」、わずか0.009秒でキューブを90度回転させる「高速モーションコントロール」などの高度な技術の結晶。

 動画が公開されると、多くのユーザーが「信じられない速さ」「工学の未来を感じる」などと大絶賛。専門家からも、この技術は「単なる記録挑戦を超えて、産業や医療分野における高速制御システムの開発に応用可能だ」との指摘が出ている。

 興味のある方は、「0.103」でユーチューブ検索をしてみてください。

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