小千谷市ひと・まち文化共創拠点ホントカ。(新潟県)読書もイベントも楽しめる独創的な9つのスペース

公開日: 更新日:

 ひときわ目を引く「ホントカ。」の名称。公募をかけ、集まった1745点の中から選ばれたものだ。

 小千谷市にぎわい交流課の田中健さんが言う。

「当施設は博物館や子育て支援などさまざまな機能も有しています。『本など』を意味する『本とか』に加え、『図書館なのにこんなことまでできるの?』という『本当か?』のダブルミーニングとなっています」

 蔵書数は約15万冊あり、雑誌も約100種類。中でも子育てに関する本や児童書は合わせて約2万冊と、収集に力を入れている。

「郷土出身の詩人、西脇順三郎のライブラリーも施設内に併設されています。西脇順三郎はノーベル文学賞の候補に10回選出されており、当人の原稿や著作、収集した洋書などを展示しています」(田中さん)

 ホントカ。は大きく分けて「フロート」「アンカー」「ルーフ」の3つの要素で構成されている。フロートは移動式の書架があり、いわゆる図書館としての機能が集約されたエリア。開放されている屋上がルーフ。そして最もユニークなのがアンカーだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    お膝元の横須賀は「総理誕生」ムードに沸く? 地元住民が小泉進次郎氏に言いたいホンネを聞いた

  2. 2

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末

  3. 3

    血税が国民民主党の「ホテル代112万円」に消えた…“浮かれ不倫”玉木雄一郎代表に問われる説明責任

  4. 4

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 5

    9月19日から運用開始「スマホ保険証」はほぼ無意味…医療機関や患者を惑わす数々の“落とし穴”も

  1. 6

    大阪・関西万博“駆け込み”必見!人気1位海外グルメ&リピーターに聞いた“穴場パビリオン”

  2. 7

    八王子市民はなぜ萩生田光一を選んだのか…裏金問題で非公認、“統一教会キラー”にも敗れず7選の背景

  3. 8

    大阪万博の目玉リング「市民公園」活用案に早くも漂うグダグダ感…コストは維持・管理含め約60億円

  4. 9

    民泊運営に高いハードル…負動産化する別荘地を抱える所有者の悩み

  5. 10

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 5

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  1. 6

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  2. 7

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  5. 10

    男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました