小千谷市ひと・まち文化共創拠点ホントカ。(新潟県)読書もイベントも楽しめる独創的な9つのスペース
演・和・発・子・響・創・博・食・知の9つのアンカーが
「それぞれ独立したスペースとなっており、演・和・発・子・響・創・博・食・知の9つのアンカーがあります。例えば発アンカーでは3DプリンターやUVプリンター、レーザー加工機があり、自由にものづくりを体験できます。博アンカーは郷土資料の展示など博物館としての役割、子アンカーは子育て支援の役割で、併設する屋内広場はうねるような木の床で、滑り台やクライミングウオール、ネットが一体となった遊具の空間となっています。どのアンカーも箱型とはいえ密閉された空間ではなく、開放的な雰囲気となっています」(田中さん)
イベントも頻繁に行われており、毎月第1日曜日は市が主催する「ホントカ。市」が開かれている。アクセサリーや雑貨、飲食物の販売、ワークショップ、市民による演奏や舞踊など、盛りだくさん。
それ以外でも子ども向けの読み聞かせ会や、若者向けのDJイベント、ヨガ、可動式書架を動かして空いたスペースで物販やリサイクル市など、さまざまな催しものが開催されている。施設内はフタ付きの飲み物なら可。屋上を含め、飲食可能なスペースもある。
「当施設のコンセプトは『共創』。開催したいイベントの企画を持ち込んでいただければ、時間や場所も含め職員が相談に乗ります。利用者の方と一緒に、この施設や小千谷市をさらに賑やかに、盛り上げていきたいと思っています」(田中さん)
昨年9月の開館から、利用者は約38万人。市民交流の新拠点として、「ホントか?」と疑う余地はなさそうだ。
●住所 新潟県小千谷市本町1-13-35(℡0258-82-2724)
●開館時間 毎月第2.4火曜日(祝日の場合は翌平日)を除く午前9時~午後10時(各アンカーで時間が異なります)
●アクセス JR小千谷駅から車で4分、徒歩18分