SNS発でバカ売れ「ドバイチョコ」 “韓流の聖地”東京・大久保で見つけたワンコインのうまさ

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英語のオヤジギャグ的商品名

 そもそも、ドバイチョコは最先端スイーツでもなく、中東で古くから親しまれている細麺状の生地「クナーフェ」をアレンジして、ピスタチオなどの食材を加えた。FIX社の看板商品「キャント・ゲット・クナーフェ・オブ・イット」は、病みつきを意味する「キャント・ゲット・イナフ・オブ・イット」をひっかけたもの。英語のオヤジギャグ的商品名だ。

 ドバイを含めて中東への訪問歴が70回を超えるジャーナリストの小田切拓氏が言う。

「伝統菓子クナーフェのザクザク感に近いのか、10年くらい前に中東で日本の『ヨックモックのシガール』が大流行したことがありました。ザクザク食感のドバイチョコがブームを呼んでいるのは、食感文化の逆輸入的な影響もあるのかもしれません。ロイズのポテトチップチョコレートを手土産に持っていった時もとても喜ばれましたから。そもそもUAEの人口の8割は外国人労働者。ドバイチョコも現地の生活に根ざした文化というよりは、観光客向けの商業ビジネスでしょう」

 さて、人気店「オクダン」で大福のような「ドバイもちクッキー」(480円)を買って食べてみたら、柔らかいもちとヘビーなザクザク感の組み合わせは初めての食感で楽しい。濃厚なピスタチオ風味もいい。2万円近い高級チョコより、ワンコインのコレで十分だ。

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