著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

業界売上高で首位も 不動産事業に転換したJフロントの将来

公開日: 更新日:

「新社長の好本達也さんや専務に就いた沢田太郎さんとトロイカ体制が組まれた。大丸出身者で固められてきた経営の中枢にパルコ出身者が入るのは異例。実質的には不動産事業であるパルコ部門がJフロントの今後を支える屋台骨になると経営陣は考えている」(ベテラン社員)

■東急百貨店は特異な存在

 従来の事業に見切りをつけて、不動産事業への転身を図るのが百貨店の潮流。そうした中で特異な存在が東急百貨店だ。

 同社は鉄道系と、老舗百貨店の多くがそうである呉服店系の両方の性格を持っている。350年以上前に創業した呉服店系百貨店の白木屋と合併した経緯があるからだ。

「白木屋の影はまったくなくなり、現在は完全な鉄道系」と話すのは親会社・東急の幹部。

「路線に合わせ、街や商業施設を開発する鉄道系らしい方式が近年、これまで以上に充実。交通、不動産、生活サービス、ホテルのグループ各社が結集して開発に取り組んでいく形です」

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