佐高信
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佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

それでもフジサンケイグループに居座り続ける日枝久

公開日: 更新日:

 フジテレビの外資規制違反は、他社だったら、もっと激しく非難されただろう。まだ実力者として君臨する日枝久は前首相の安倍晋三に最も近い経営者だった。それで、当局とかからの追及の矛先が鈍ったと思わざるを得ない。日枝の数々の”失敗”の1つが、ホリエモンこと堀江貴文のニッポン放送株買い占めへの対応だった。フジの親会社の日本放送にTOBを仕掛けて、堀江はフジを支配しようとした。2005年のことである。

 これは約1470億円をフジが支払うことで和解したが、直後のフジの株主総会で日枝の責任を問う声が噴き出し、大荒れに荒れた。

 その後、ニッポン放送社長の亀渕昭信やフジテレビ社長の村上光一は辞任したが、日枝だけは居座り続けた。

 この時、堀江の後ろには元通産官僚の村上世彰がいたといわれる。中川一徳著『メディアの支配者』(講談社文庫)によれば、村上とライブドア(堀江)間のインサイダー取引は枝葉に過ぎず、本筋の疑惑は村上とフジテレビの間のインサイダー取引だった。村上と日枝には「知られざる蜜月関係」があり、検察がフジすなわち日枝の疑惑には目をつぶったというのである。

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