佐高信
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佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

文藝春秋の文春砲は自社に向けては発射されなかった

公開日: 更新日:

 2006年に(株)文藝春秋から出た『社歌』という本がある。文春のそれも載っているが、1937年に発表されたので、いかにも古くさく、15年前の時点で、「中堅以下の社員のほとんどが聞いたこともありません」と担当編集者が答えている。「文運ここに凝りて成る 昭和日本の記録表」と始まり、「芸術の花培いて 東海君子の國ありと」などと続くのだから当然だろう。「死せる社歌」である。

 しかし、文芸とジャーナリズムを両輪にした伝統は健在で、いわゆる文春砲が烈しく炸裂している。ただ、それは自社に向けては発射されない。たとえば、『社歌』の発行者は前社長の松井清人となっているが、社長当時の松井については、他社の週刊誌のネタになるような話がとびかった。

 ところが、松井は”裸の王様”になっていて、他の社員がすべて知っていた松井の「個人的事情」を知られていないと思っていたらしい。それは官邸筋も把握していて、文春砲が湿ってしまうのではないかと危惧されたのである。

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