JV-ITホールディングス 猪瀬ルアン社長(1)9歳の時、ベトナムから難民として来日

公開日: 更新日:

「勉強しなさい。勉強ができれば、ばかにされないから」

 一念発起し、勉強に打ち込んだ猪瀬。中学2年の時には完全に日本語をマスターした。そして地元の公立高校を経て、慶応大湘南藤沢キャンパス、通称SFCに推薦入学。実はこの時すでに起業を決意していた。

「16歳の時、3週間ベトナムへ帰ったらすごく発展していて。自分もそれに寄与したいと強く思ったんです」

 そんな猪瀬が、大学を卒業して就職先に選んだのは、ホリエモンこと堀江貴文氏率いるウェブ制作会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)だった。猪瀬は26歳の時、日本国籍を取得している。(つづく)

(ライター・いからしひろき)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」