「再稼働しないとデング熱流行」と強弁 “原発守護神”甘利明再生相

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■甘利明経済再生・TPP担当相(65=神奈川13区、当選10回)

 早々に留任が決まった。理由は、安倍政権にとって重要課題であるTPP交渉の継続性だ。改造直前には、幹事長就任のウワサが急に出回ったが、番記者に対して「幹事長と大臣の兼務もアリだな」と軽口を叩く余裕ぶりだった。

 もっとも肝心のTPPは暗礁に乗り上げている。9月下旬にワシントンで開催された日米閣僚協議は物別れに終わり、年内合意は絶望的だ。

「甘利さんは、交渉決裂は自分のせいではないと思っている。裏では『こっちが譲歩してやったのに米国が蹴りやがった』『それもこれもオバマに力がないからだ』と言いたい放題です」(全国紙TPP担当記者)

●経歴 県立厚木高校から慶大法学部。ソニーを2年半で退社し、新自由クラブの衆院議員だった父・正の秘書を9年務めた。父の引退に伴い、83年の総選挙で初当選。3年後に新自由クラブが解散し、自民党入りした。山崎派の有望株だったが、後から入った石原伸晃が派閥を継承したため、退会。派閥横断の「さいこう日本」を立ち上げた。安倍の盟友で、12年の総裁選では選対本部長。第1次内閣でも経産相に起用され、安倍政権での在任期間は全閣僚の中で最長だ。昨年、舌がんが見つかって辞意を伝えたが、安倍に慰留されて続投した。

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