GPIFで株運用 なぜ公務員年金だけ堅実運用なのか

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 約130兆円の年金資産を持つ「GPIF」が運用比率の見直しを公表。「国内債券」を60%から35%に引き下げる一方、「国内株式」への投資を12%から25%に引き上げる。いよいよ将来の蓄えが“ギャンブル”に投入されることになる庶民はタマったもんじゃないが、見逃せないのは、国家公務員が対象の「国家公務員共済年金」は、「国内債券」への投資が74%と安全運用に徹していることだ。なぜ、庶民の年金だけリスクの高い運用なのか。

 過去13年間のGPIFの運用状況をみると、01、02、07、08、10年度の5回が単年度収支でマイナスだった。元本の確実性が高いローリスクの国内債券を中心に運用しても「勝率」は6割に過ぎないのだ。ハイリスクの国内株式の比率を引き上げ、もし、運用に失敗すれば老後の蓄えが一気に吹き飛ぶことになる。
 実際、01、02年度、運用額の25%を国内株式、14%を外国株式に投じた結果、両年度で計3兆円もの損失を出している。

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