元運用委が真っ向反論 安倍首相がPRする「GPIF改革」

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 安倍政権が成長戦略に盛り込んだGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)改革がやっぱり、問題になっている。130兆円もの年金資金のポートフォリオを見直し、国内株式投資の割合を高めようとしているが、露骨な株価吊り上げ策であるのはミエミエ。国家ぐるみのインサイダーみたいな話で、これに真っ向から異議を唱えたのが小幡績・慶大ビジネススクール准教授だ。同氏は今年4月までGPIFの運用委員だった。GPIFを知り尽くしている専門家の指摘を安倍首相はどう聞く?

 安倍首相は今年1月からダボスやロンドンの投資家会合でGPIF改革を強烈にアピール。田村厚労相はポートフォリオの見直しを「8月までに決めろ」と檄を飛ばし、その結果、国内株式の比率を12%から20%に引き上げ、国債比率を60%から40%に下げることが提唱されている。さらに悪ノリしているのが麻生財務相で、「6月以降にGPIFに動きが出てくる」と発言。

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