日銀審議委にリフレ派…国会同意人事の露骨な“安倍カラー”

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 国会同意人事に、また安倍カラーがクッキリだ。日銀政策委員会の審議委員に、金融緩和でインフレを目指す「リフレ派」の論客で鳴らす早大教授の原田泰氏(経済政策)が提示された。

 3月末に任期満了を迎える元神戸大教授の宮尾龍蔵氏(マクロ政策)の後任。原田氏は岩田規久男副総裁や安倍首相の経済ブレーンの浜田宏一内閣官房参与と共著を出してもいる。黒田日銀の異次元緩和を後押しする狙いがミエミエだ。

「安倍首相と黒田日銀総裁にとって、最も“ふさわしい”人選と言えます。追加緩和を決めた昨年10月の金融政策決定会合は、賛成派と反対派が5対4の真っ二つに割れる異常事態で、賛成に回ったのは宮尾氏と白井さゆり氏だけだった。黒田総裁が掲げる2%の物価上昇目標の区切りは4月。再緩和に踏み切るには基礎票固めが不可欠です。宮尾氏の後任に同じリフレ派学者を起用するのは当然の流れでしょう」(経済評論家の斎藤満氏)

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