国際テロ専門家がズバリ 安倍首相の対策は勘違いだらけ

公開日: 更新日:

 無策の安倍外交を世論はどう見たのか。イスラム国による日本人殺害事件に関する報道各社の世論調査が出そろったが、目をこすりたくなるような結果だった。
 JNNの調査では政府の対応を57%が評価、読売でも55%が評価し、内閣支持率もハネ上がった。読売は「人質事件への対応が評価された」と分析していたが笑止だ。

 こうなった理由はハッキリしていて、国民がテロ対策のイロハをあまりに知らない上に、政府の情報操作にまんまとダマされてしまった結果である。
 安倍首相は当初から「テロには屈しない」と繰り返し、菅官房長官はテロリストとの交渉が一切なかったことを明らかにした。安倍政権はこれをもって、「テロに屈しなかった」と威張っているがとんでもない話だ。

 国際テロの専門家で知られるオーストリアのアダム・ドルニック教授が、米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」に寄稿した論文「身代金に関する4つの誤謬」によると、日本政府が完全にカン違いしていることがわかる。まず、政府が身代金を支払って自国民を救出した例は数多くあり、「身代金は支払わない」という国際的な“約束”は、原則論に過ぎないということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    障害者職員へ責任転嫁…桜名簿破棄の安倍答弁に批判殺到

  2. 2

    夫は人気漫画家でも格差婚?壇蜜の知られざる超堅実ライフ

  3. 3

    オエップ、気持ち悪いな。萩生田氏を支える安倍首相との仲

  4. 4

    「70万円の婚約指輪が小さく感じる」女性の相談が大炎上!

  5. 5

    加計問題の“守護神”柳瀬氏 今度はJBICに悠々自適の天下り

  6. 6

    「カタギになりたかった」路上で神戸山口組幹部射殺の真相

  7. 7

    鳥谷に浪人危機 阪神の引退勧告拒否するも引き取り手なし

  8. 8

    亡き娘の面影を…運転手と乗客の「25分の会話」に思わず涙

  9. 9

    “悪党”がゾロゾロ…桜を見る会の怪しい招待客選定プロセス

  10. 10

    離婚の神田沙也加に不倫疑惑…逃れられない「聖子の呪縛」

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る