「漏れた年金」機構側の責任者は旧社保庁の“A級戦犯”だった

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 問題解決まで気が遠くなるような時間がかかりそうだ。「漏れた年金」問題で、事務方のトップとして年金機構サイドの説明を担当している副理事長の薄井康紀氏(61)。民主党の「漏れた年金情報調査対策本部」のヒアリングでは、「現在、調査している最中です」と、のらりくらりと追及をかわしている。

 実は、この薄井氏、厚労省のエリート官僚から旧社保庁の幹部になった人物。年金行政の中枢を渡り歩いてきた。日本の年金をおかしくしたA級戦犯のひとりなのだ。

「彼は社保庁からの“生き残り”です。個人情報漏洩などずさんな運営が問題になった04年には、社保庁の運営部長を務めていた。その後、内閣府の官房審議官などを経て、08年には社保庁の総務部長に就任。09年に社保庁が解体された後、年金機構の最初の副理事長になっています。薄井氏は60歳の定年前に役員公募に応募し、現在まで居座っているんです」(厚労省担当記者)

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