犠牲者4カ国約120人 7・3と7・10もテロ危機と専門家警鐘

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 チュニジア、クウェート、フランス、ソマリアの4カ国で26日に相次いだテロ。死亡者は約120人に上り、過激派組織イスラム国との関連が指摘されている。

 イスラム国の一方的な“国家樹立宣言”から29日で1年。それを前に、イスラム国は23日、ネット上で、「聖なる月のラマダン(断食月)を背教者(異教徒)の災難の時とせよ」という音声メッセージを公開した。一連のテロはこの声明に触発された可能性が高く、チュニジアとクウェートの事件では犯行声明を発表。とりわけ、水着姿の欧米人がくつろぐチュニジアのビーチを狙った乱射テロについては、「不埒な巣窟」を襲って「不信な輩」を殺害したと、いかにも鼻高々だった。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏がこう言う。

「本来、ラマダン中は言い争いすら禁じられている。この時期の善行をアラーが普段以上に評価するからなんです。中でも、集団礼拝をする金曜日は神聖な日。にもかかわらず蛮行がなされたのは、イスラム国が言葉巧みに過激派の信仰心に付け込み、〈背教者を戒めれば善行を積める〉というレトリックを使っているからです」

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