「生ぬるい」 日本の“原発テロ”対応に元自衛隊トップが警鐘
「国連防災世界会議」がきょう14日から仙台で始まる。テロ対策も議論される予定だが、ここで笑いものになりそうなのが安倍首相だ。イスラム国の事件以降、日本においてもテロのリスクが格段に高まっているが、何の対応もしていないからだ。
とりわけ、専門家から危険視されているのが原発テロ対策だ。小泉純一郎元首相は11日、福島で行った講演でこう言った。
「世界の人はみんな『日本の原発は一番テロに弱い』と言っています。原発テロが日本で起きたら、この福島どころでは済まない」
これは本当の話で、自衛隊トップだった冨沢暉・元陸上幕僚長もこう言っている。
「日本にとって一番恐ろしいのは原発をテロゲリラに襲われること。テロゲリラ対策をしないと、福島原発事故以上の被害を招く恐れがある」