北海道でも発覚の衝撃 旭化成「杭打ちデータ流用」は底なし沼

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 やっぱりだ。傾斜マンション問題は個人の犯罪ではなく、組織的な不正の可能性が高くなった。

 北海道の道営住宅でも旭化成建材が杭打ちデータを流用していたことが発覚したが、現場責任者は横浜のケースとは別の人物だったのだ。

 道によると、流用があったのは2010~11年に行われた道営団地の改修工事。独自の調査で職員が27日夕、杭打設時の電流計の記録に明らかな類似点を発見したため、旭化成建材などに説明を求めたところ、28日夜、杭31本のうち1本について隣接する工区のデータを流用したと同社から回答があった。

 旭化成建材は「客観的に見てデータの転用があったと認めざるを得ないが、適正に施工したので安全性に問題ない」とコメントしている。

 団地は5階建てで38世帯が入居。道職員が28日に目視で確認したが、傾斜やひび割れなどの不具合は見当たらなかったという。しかし、親会社の旭化成が22日公表した横浜の現場責任者が関与した全国41件の工事に北海道は含まれていなかった。ということは、旭化成建材が2004年1月以降に請け負った合計3040件の杭打ち工事の全てを調べないと、安心していられなくなってきた。

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