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ワタミ過労自殺「和解」も…遺族が渡辺美樹氏に辞職勧告

 遺族の思いは“和解”からほど遠い。

 2008年に居酒屋チェーン「ワタミ」子会社のワタミフードサービスに入社後2カ月で「過労自殺」に追い込まれた森美菜さん(享年26)の両親が18日、民主党の部会に出席。両親とワタミ側の裁判は8日和解したが、美菜さんの父・豪さんは、創業者の渡辺美樹参院議員(56)に対する憤りがおさまらないようで、想像以上に厳しい言葉を繰り出した。

「労働基準法に抵触する残業を社員にやらせていた渡辺氏が、立法府に居続けていいのでしょうか。議員を辞めるべきじゃないですか。『残業代ゼロ法案』など、労働者を追い込むような法律がつくられれば、娘と同じような思いをする人が出てくるかもしれない」(豪さん)

 労基法の「時間外労働の限度に関する基準」で、残業は1カ月45時間が限度と示されている。ところが、美菜さんは月140時間の残業を強要されていた。和解条項でワタミ側は業務が原因の自殺を認めている。法に触れる残業を強いた経営者が、法をつくる国会議員のイスに座り続けているのだから“ブラックジョーク”だ。

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