甘利氏を辞めさせた“告発者”激白 「現金は口利きの札金」

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「大臣室で現金を渡しました」――。週刊文春への実名告発で、甘利明・前経済再生相を辞任に追い込んだ人物が、日刊ゲンダイの取材に応じた。千葉の建設業者S社の総務担当者・一色武氏(62)。肉声を実際に聞くと、“真相を知る男”が持ち得る自信にみなぎっていた。

「甘利さんに渡した現金はあくまで口利きの“礼金”であり、新たな口利きへの“手付金”です。決して政治資金ではありません」

 身長は170センチ強、筋肉質でガッチリした体形以外には右翼団体の構成員という経歴を感じさせることはない。頭頂部がはげ上がり、故・坂上二郎氏によく似た柔和な表情は、一部メディアが“要注意人物”と伝えたコワモテの印象とかけ離れている。むしろ、穏やかな口調は、今は亡き映画評論家の淀川長治氏を彷彿させるほどだ。

「辞任会見で甘利さんは、2013年11月14日に渡した現金50万円について、『舌がん騒動で入金処理が年明けとなった』と説明したうえで、翌年2月4日に政治資金として適切に処理したと語りました。しかし、甘利さんが舌がんを公表したのは13年12月5日で、12日に手術を受けたのですよ。処理が遅れた理由にならない。2月4日付の100万円は私とは別に、S社が献金したものです」

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