ヤクザ顔負けの威圧…甘利氏秘書「UR恫喝」の一部始終
清島氏がURの総務部長に〈うち(甘利事務所)が納得すれば、お金を吊り上げるわけないでしょ〉〈うちが納得するのは、ある程度、お金が吊り上がることだよ〉と話す音声データもはっきり残っていて、1月の辞任会見で甘利氏が「秘書による金額交渉への介入はなかった」という説明がウソだったことが改めて分かった。
それにしても、週刊文春が疑惑を報じてから約1カ月経つが、その間、口利きの“証拠”や“証言”がこれだけ出てきているのに、甘利氏サイドも、URも逃げ回ったまま。追及を続ける民主党の山井和則衆院議員はこう言う。
「絵に描いたような斡旋利得処罰法違反の構図です。しかし、安倍政権の力が強すぎて、法務省もビビっている。このまま東京地検特捜部が動かなければ、斡旋利得処罰法をつくった意味がなくなってしまう。甘利氏の睡眠障害が治ったら、本人に話を聞くつもりです。『行方不明』とされている元秘書2人も、出てこなければ“捜索”するしかありません」
逃げ切れると思うなよ。