雇用に助成金72万円 福岡の“ヤメ暴”再就職支援は成功するか

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 元ヤクザを雇ったら助成金を支給する――。福岡県が4月からこんな制度を開始する。

 同県は工藤会が市民に危害を加え、九州誠道会と道仁会が敵対するなど、キナ臭い状況が続いている。警察の締め付けが厳しくなる中、暴力団から離脱したいと申し出る構成員が増え、2014年度は65人だったのが15年度は127人に倍増した。そこで離脱者の再就職先を確保して正業に進ませようというのだ。制度の名称は「暴力団離脱者社会復帰対策費」で、県が1660万円を拠出し、県警が実務を担当する。

「目的は暴力団の壊滅です」とは県警組織犯罪対策課の西田哲也統括管理官だ。

「暴力団を離脱した人を雇用した企業に最初の6カ月は月額8万円を、その後は3カ月ごとに12万円を支給。年に72万円を助成します。もし入社した人が会社に迷惑をかけたら、最大200万円を見舞金として支払います。県内の100社が離脱者を採用すると申し出ており、東京、大阪など15都府県にも再就職支援を要請。業種は建設業や運送業が中心です」

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