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“引き抜き”激化 6代目山口組系の仁義なき「人員獲得合戦」

「ウチの組員になれ」と一般人を脅した暴力団が摘発された。秋田市の金田組という組織で、2月21日、30代の男性を取り囲んで「便所掃除から始めろ」「けんか(抗争)になったら行け」と脅したため、会長の金田守一容疑者(61)ほか幹部ら計6人が逮捕された。

「男性を組事務所や遊技場に連れ回し、自分たちの威力を示して組員になるよう脅したのです。秋田は東北で唯一、6代目山口組系と神戸山口組系の組織があり、金田会長は弘道会の幹部。つまり6代目の傘下です。金田会長は武闘派として名を売った人物です」(捜査事情通)

 ヤクザ社会はいま深刻な人手不足に直面している。6代目側と神戸側を合わせた構成員は昨年末時点で約8000人。1年間で1500人の減少で、6年前から半減している。金田組のように強引に引き入れたくなるのも当然か。

 暴力団に詳しいジャーナリストの鹿島一男氏によると、いまは警察の締め付けが厳しいので、ヤクザは抗争を起こしにくい。そのためトラブルがあると大勢で押しかけて相手を威圧する必要がある。だから一人でも組員を増やしたいのだ。6代目側と神戸側の対立で、引退した組長が次々に復帰しているのもそうした事情ゆえだ。

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