炎上で株価暴落 「食べログ」の評価点数は信用できるのか
グルメ情報サイト「食べログ」が評価点数をめぐって炎上している。7日に株価は一時、年初来安値を更新する事態になり、運営するカカクコムは“火消し”に大わらわだ。
コトの発端は、6日、ワインバーの経営者がカカクコムの営業マンとのやりとりをツイートしたこと。
【全店の食べログスコアがいきなり3.0にリセット。そこに担当営業から連絡が来て『食べログのネット予約を使ってもらわないと検索の優先順位を落とします』と】
評価点数や検索順位をちらつかせた「ネット予約」の営業のようにも見える。ネット上では「公平性がないなら見る価値なし」「恐喝だ」、店選びの基準になる評価点数が歪められているのではないか、とネット住民から一斉に批判されているのだ。同社広報室に聞いた。
「当社のネット予約をご利用いただくと広告枠の標準検索結果で優先表示されるという案内をしました。食べログの店舗向け集客サービスの契約内容などを理由にスコアを変更するような事実は一切ございません」。営業の対応に問題はなかったのか、との問いに対しては「受け手側の見解もあるのでコメントは控える」という回答だった。