前市場長は空洞認識も…豊洲盛り土問題“犯人”特定できず

公開日: 更新日:

 東京都の役人の身内擁護、隠蔽体質はもはや救いようがない。小池知事は30日の定例記者会見で、豊洲新市場の盛り土問題に関する内部調査の結果を発表したが、「設計を変更した責任者は特定できなかった」というから都民をバカにしている。

 豊洲新市場の主要建物の設計は、土壌汚染対策のために敷地全体に盛り土を行うことを前提に進められていた。2011年3月、大手設計会社・日建設計に対しても、盛り土をした上で建物1階部分の下に空間を設ける高床式案で発注した。だが、同年6月に出来上がった基本設計は建物の下には盛り土をせず、地下空間を設ける案に変わっていた。

 日建設計側はマスコミの取材に「設計を受託した側が勝手に変更することはありえない」と語っており、この変更に都庁職員が関与しているのは間違いない。

「当時の組織図などを見れば、都側の担当者を特定するのは簡単です。その職員に変更の経緯を聞けば、誰が設計変更を決定し命令したかは解明できます。ところが、内部調査はまるで大河ドラマのように、長い年月の間にさまざまな人間が関わったとして責任の所在を曖昧にし、結局は“職員間の連携不足が原因”という木で鼻をくくった報告書で片付けているから呆れます」(都庁事情通)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変

  2. 2

    “介護美談”もウソで離婚調停中 問われる小室哲哉の人間性

  3. 3

    「桜を見る会」関連業務“アベ友業者”にオイシイ受注誘導か

  4. 4

    政治家への金は10億円 倉田まり子さんには申し訳なかった

  5. 5

    亡き“パパ”の古い携帯番号に4年間報告し続けたら返信が!

  6. 6

    誰が見ても違反じゃないか 動かない捜査当局の腐敗堕落

  7. 7

    NHK紅白“サプライズ”候補にあがる大物アーティストの名前

  8. 8

    櫻井政界進出まで見据えるも…二宮の結婚時期にファン憤慨

  9. 9

    チコちゃんに迫る?「突撃!カネオくん」田牧そらの人気

  10. 10

    1位は矢沢永吉の7万円 芸能人ディナーショー戦線異状アリ

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る