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前市場長は空洞認識も…豊洲盛り土問題“犯人”特定できず

 東京都の役人の身内擁護、隠蔽体質はもはや救いようがない。小池知事は30日の定例記者会見で、豊洲新市場の盛り土問題に関する内部調査の結果を発表したが、「設計を変更した責任者は特定できなかった」というから都民をバカにしている。

 豊洲新市場の主要建物の設計は、土壌汚染対策のために敷地全体に盛り土を行うことを前提に進められていた。2011年3月、大手設計会社・日建設計に対しても、盛り土をした上で建物1階部分の下に空間を設ける高床式案で発注した。だが、同年6月に出来上がった基本設計は建物の下には盛り土をせず、地下空間を設ける案に変わっていた。

 日建設計側はマスコミの取材に「設計を受託した側が勝手に変更することはありえない」と語っており、この変更に都庁職員が関与しているのは間違いない。

「当時の組織図などを見れば、都側の担当者を特定するのは簡単です。その職員に変更の経緯を聞けば、誰が設計変更を決定し命令したかは解明できます。ところが、内部調査はまるで大河ドラマのように、長い年月の間にさまざまな人間が関わったとして責任の所在を曖昧にし、結局は“職員間の連携不足が原因”という木で鼻をくくった報告書で片付けているから呆れます」(都庁事情通)

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