委員会報告はペーパー1枚だけ…豊洲“元凶”は都の隠蔽体質

公開日: 更新日:

 こんなことで全容解明ができるのか。27日行われた都議会の「経済・港湾委員会」。言うまでもなく、主な議題は「豊洲市場」の問題だったのだが、新たな進展も情報もゼロ。直前の理事会は紛糾し、委員会の開始が1時間20分も遅れる波乱の幕開けとなった。

「どうなってるんだ!」。委員会の開始予定時刻の午後1時になっても、都議が議場に姿を現さない。そんな異常事態に傍聴人から怒声が飛んだ。

 委員会の開始が遅れたのは、直前に行われた理事会が終わらなかったからだ。原因は、都側が「豊洲市場」に関する情報を出し渋ったことだ。民進党や共産党が繰り返し、関連資料の開示を求めていたにもかかわらず、都はノラリクラリ。やっと出してきた追加資料は、既に公表されていた「水質調査と空気測定の結果」だった。野党都議はこう憤る。

「信じられない話ですが、当初、都は議会に『豊洲市場の移転延期』だけを説明する予定でした。それが委員会の2日前に分かって都側と大モメになり、スッタモンダの末に『盛り土問題』についての説明を入れさせたのですが、示された資料はA4判のペーパー1枚だけ。これでは、何も分かりませんよ。議会、ひいては都民をバカにしている。このため普通は5、6分で終わる理事会が紛糾したのです。追加で示された資料は既に都のホームページで公表されているもの。これだけ問題になっているのに、都は新しい情報を開示しようなんて気はサラサラないのです。追及すると、『我々は市場問題プロジェクトチーム(PT)の調査対象になっているため、勝手に判断して資料を出せない』という。“隠蔽体質”は全く変わっていません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみがトバッチリ…森七菜“移籍騒動”本当の黒幕は?

  2. 2

    NHK桑子真帆アナに“超肉食系”報道…結婚には完全マイナス

  3. 3

    河野担当相が“暴走迷走”…ワクチン接種事業に早くも暗雲

  4. 4

    巨人清武球団代表の怒声が響く「寄せ集めに負けやがって」

  5. 5

    二階幹事長と麻生氏に国民の怒り爆発!怨嗟の16万ツイート

  6. 6

    森七菜はまだマシ?ステージママは売れる前にわが子を潰す

  7. 7

    南ア型「変異種」市中感染の恐怖 抗体もワクチンも効かず

  8. 8

    綾瀬はるかは看板女優に…“恋敵”戸田恵梨香とガチンコ勝負

  9. 9

    政府肝入り「新幹線輸出」が頓挫…台湾が新車両購入を拒否

  10. 10

    松潤の大河主演で混沌…井上真央との結婚の行方は占い頼み

もっと見る