調査は不十分の声 豊洲専門家会議では食の安全は守れない

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“消えた盛り土”問題がくすぶる豊洲新市場。都官僚の隠蔽を暴き、都庁のガバナンスを正すのは必須だが、そもそも、根本的な問題は豊洲の土壌が本当に「安全なのか否か」である。そこがハッキリしなければ、“開場”“白紙”の判断もつけようがない。ウヤムヤな状態が長く続けば、市場関係者の不安は募り、都民の「食の安全」も宙に浮いたままだ。

 ところが、土壌の安全性を審議する「専門家会議」が頼りない。15日の第1回会議をネットで見た畑明郎氏(日本環境学会元会長)は、「調査が不十分」と切り捨て、こう指摘する。

「専門家会議は、地下空間のたまり水について、人体に悪影響を及ぼすニッケルや亜鉛などの金属類の汚染度や、アンモニア、亜硝酸性窒素などの有機物の汚染度の調査を行っていません。私の独自調査では、金属類の汚染度はきれいな水の20倍もの値でした。平田健正座長は『水道水並み』と言っていましたが、強アルカリ性なので、飲んだら口内が焼けただれてしまいます。こんな不十分な調査では、安全宣言はとても無理でしょう」

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